求人コストは工夫で抑える。無料でできる求人のやり方

求人というのは見た目以上に難しいものでだからこそ専門の斡旋会社があったりヘッドハンティングという分野があったりするのでしょう。なるべくコストをかけたくないと思ってしまう求人ですが、よい人材が集まってくればそれだけ強い企業体質になりますのでむやみやたらと削減してしまうのはちょっと問題があります。

それでも費用対効果を考えるとお金をかければよい人が来るとも限りません。そもそも人の素質なんて大差がないですから必要なのは業界の理解やわずかなコミュニケーション能力でしょう。そういった人を無料で見つけるアイデアを紹介したいと思います。

■自社ホームページで募集する

最近は一企業のものと思えないほどクオリティの高いサイトが増えてきましたが、自社ホームページ上で求人ができている会社というのは良い人材が多くいるように思えます。
奇をてらった企画などで話題になり認知されたりという事も考えれますが、そういったホームランを狙うよりは自社の実態を正確に情報発信することで採用後のミスマッチという最大のロスを減らすことができます。

高いお金を払って採用した人でも職場に合わなければ数ヶ月でいなくなります。そこのかけた時間とお金は戻ってきません。ホームページ上で公開可能なことは発信していくとよいでしょう。

■社員からの紹介で採用する

一般的な採用ですとエージェントに紹介フィーというものが支払われます。ミスマッチや短期での離職を防ぐためにも社員から紹介してもらうというのはメリットがあります。ただ、社員にも何かメリットがないと動いてくれないでしょうからエージェントに支払う予定であったフィーの一部でも還元するというようなキャンペーンをしてみると良いでしょう。

実際にやっている会社はありますが、そうやって入社してきた人はミスマッチが起きません。知り合いから事前に会社の事を説明されますし、自分のことも理解しておいてもらう。その上での採用ですから効率は良くなります。

小さな会社でなればフィーなど無くてもはじめるべきでしょう。

ただし、断る理由や方法を予め決めておくことが大切です。

■専門学校・大学に求人を出す

専門学校や大学の就職課に求人を出す方法です。原則無料で出すことが出来ます。中途採用しか戦力にならないような業務であれば使えませんが、学生はフレッシュですし、吸収速度は速いです。なにより無料ですから良い人材にあうきっかけにはなります。

■知人の会社と人材交流

商圏のある会社などに限定されますが、例えばリフォーム会社さん。繁忙期は会社によって違うでしょうから、期間限定で人材交流をすることができます。営業フェーズが忙しいときは営業マンに出向してきてもらい変わりに経理を相手先に出向させる。実際に2世の次期経営者を知り合いの会社へ出向させて修行を積ませるという事はよくありますのでスタッフレベルでも前向きな出向施策というのは効果があると考えます。

通常の採用と違うアイデアだけをまとめましたが、採用は企業の力を決めるのにとても重要なセクションです。しかし紹介を受けるだけで莫大なコストがかかってくるケースもあります。少しアイデアを加えて無駄のない採用方法を構築しなければなりません。

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