節電は窓からが基本!エアコンの頼り過ぎない暖かいオフィスを作る

夏が終わったと思ったらあっという間に冬の東京です。秋はどこに行ってしまったのでしょうか。紅葉を見るためには少なくとも日光にはいかないといけなさそうですが、なかなか時間も取れません。

そんな事を言っている間に最高気温も15度を下回る日も出てきましてどこのオフィスでも暖房を少しずつ使い始めているようです。今回はタイトルの通り、窓と節電の意外と知らない豆知識です。

■窓に一工夫で電気代を抑える

室内と室外の熱量のやり取りの約70%は窓から行われております。ちなみに屋根9%、換気5%、外壁13%、床2%と言われています。つまり窓に何か工夫をすることで暖房費を大幅に削減できるという事です。

とはいえ冬にあなたのオフィスでいくらの光熱費が発生しているかを把握することが先決です。たかが30平米程度の私のオフィスですら冬場は暖房費で1万円は取られていますから、確認して損はないですよ。

■基本はカーテン。ポイントは長さ

単刀直入に言うとカーテンは床まで垂らすのが世界的には常識です。日本の住宅では床上10cmや20cmで採寸されているケースが多いですが、断熱効果を考えると実は良くないのです。勿論住空間は断熱効果だけが重要ではないのでそういうことになっているのですが。

ただ、執務室などでは断熱効果を優先して考えられると思いますので床まで垂らすことをオススメします。欧米ではこのスタイルが基本のようです。

■ブラインド一枚は良くない

オフィスの窓に良く見受けられるのはブラインドです。しかしこれは断熱効果的には最悪です。隙間がありますし、床までの長さを出せません。オフィスにカーテンは抵抗があるという人も多いと思いますが、これで十数万浮くと考えれば我慢すべき対象なのではないでしょうか。

また、内窓をご家庭につけている人も多いと思いますが、数時間で終わるプチリフォームですし、検討してみる価値はあるでしょう。ただし、工事が入りますので事前にオーナーに了承をとる必要はあります。

電球をはずしてみたりと節電対策に励んでいる会社さんは多いのですが、窓をケアできている会社さんは多くありません。窓をケアできれば70%の熱の出入りに対して効果があります。本格的に冬になる前にどうぞ。

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