給与カットは最後の手段にしたいので-人件費管理の基本

このテーマについては最終手段的でとてもシビアな問題なので良く考えてから行動に移しましょうという事を最初に書いておきます。

経費削減をしないと会社が回らないぞという事になればいろいろな削減方法がありこのサイトで紹介してきているのですが、いよいよ倒産するぞというフェイズに突入してくると会社にとって一番大切な人を切らなければなりません。

人員過多になっているのであれば人を減らすという選択肢もありますし、なんとか今の人数で頑張りたいのであれば一人一人の給与をカットしていくという事になるでしょう。

誰しも分かっている事だと思いますが、やはり難しいです。必ずと言ってよい程社員からの反発は起きるでしょう。今回、このテーマでお伝えしておきたいのは2点です。

・人件費管理の基本

だいたい、給与カットの必要性に迫られる会社は必ずと言ってよい程、社員に優しい会社です。企業によって評価指標はそれぞれあると思いますが、すぐに成果を給与に反映させます。基本給が5万、10万すぐに上がります。

ただし、このやり方は下がることも予め理解したうえで運用すべきなのですが、下げる時にも抵抗を受けます。止む無く妥協点を探すと思うのですが、結果実力以上の給与を払い続けるというパターンが目につきます。

成果はボーナスに反映させるというのが基本となるでしょう。給与に関してはやはり中期的な会社への貢献度をゆっくりと反映させていくのがベターだと思います。

・給与カット

やはり最終手段という事にしておくのが良いでしょう。正しい手順で行えばたしかに経費は減らすことができるのですが、代わりに社員の信用から何からないまで失う事になるでしょう。その覚悟を持って実行する必要があります。

どうしても大きな削減が見込めるので人件費カットを考えると思いますが、他にも何かないのかをまずは検討するのが社員の生活を守る立場の人間が考える事でしょう。

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