社内イベントや研修を自前で実施して経費削減

社員研修という有難い制度がある会社は多い物です。研修というのは学ぶものですから社員が意識高く臨まないとそもそも意味の無い物ですが、現場とのかい離が激しい研修やセミナーというものが多く存在するのも事実です。
あなたの会社でもちょっとした講師などを呼んでやったりしていませんか?

また、社員研修というのは専門部署を持っていない会社が多く、総務部などが外部の会社を使って行うケースが多いです。その際やはり一回の研修に100~300万円使っているケースもありますし、見直しの対象にはなるのではないでしょうか。

■こだわらなければ自前でできる

社員研修にホスピタリティを求めている担当者は結構多いです。はたして、自社の社員にホスピタリティが必要でしょうかという疑問がぬぐえないですが、そういった本質からずれた拘りさえ捨てれば研修の運営は自分たちでもできるでしょう。

研修スペースの確保や講師のブッキング、社内広報程度でしょうからできないほうがどうかしています。

■著名人の話に数百万円払うのは妥当か

これは賛成できません。研修や社員参加イベントを成功させようとすると目玉がほしくなるのは理解できます。例えば、元スポーツ選手やベストセラー作家などです。

彼らの話が実務に役に立つかは分かりませんが、せめてその人の背景や作品を抜きにしてはただ有名人の話を聞いた程度だという事です。そんなことに数百万払っている企業が多すぎます。

■学びは自らの時代

会社の用意したカリキュラムほど邪魔なものはないでしょう。今の時代、学びたい人は勝手に学びます。くだらないイベントをやって業務時間以外の3時間を拘束するのであれば、「何月何日は16時終業、是非自らの学びの時間にあててください」とか広報するだけのほうが会社の利益になることでしょう。

学びという事に関してはインターネットの普及でどこでもできるようになってきましたし、価格も下がっている傾向にあります。もう一度経費削減対象として見直すのに適した部類でしょう。

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