IT設備投資の削減。バーチャルデスクトップサービスは次世代の業務効率化にもなる切り札。

IT化

バーチャルデスクトップサービスと聞いて横文字が辛くて閉じようとしている方も少しお待ちください。クラウド型仮想デスクトップサービスと少し漢字を入れても厳しいですが、この仕組みは将来的にそこそこ普及していくものだと思いますので業務効率化のアイデアとして紹介しておきます。

今回、発表になったAmazonWorkSpacesはアマゾンのサーバー上で稼動し、Window7環境を提供するというものです。つまり会社で作業していたデスクトップの状況がそのままノートパソコンにもタブレットにもスマホにも反映されるのです。

aws

経費的にはすべての端末にWindows7を入れる必要がなくなりますし、端末分のセキュリティソフトも不要になります。OfficeやReaderもクラウド上で動かすので不要です。

つまりネットにつながる端末であれば今使っているデスクトップを再現できるという事で良いでしょう。IT端末のコストについては今までもいくつか紹介してきましたが、将来的にはこのサービスで削減を図る企業も出てくるでしょう。

また、業務効率の面が著しく高まるなと感じておりますが、PCとノートPCが完全に同期されているというのは嬉しいビジネスマンは多いのではないでしょうか。それがタブレットやスマホにまで再現できるとなれば業務効率が飛躍的にあがりそうです。

まだ、サービスもはじまったばかりで招待制で運用しているタイミングのようですが、発表会でもシステム運用者向けてではなく一般的なホワイトカラーに使ってもらえるようなサービスにしていくと言っていますので今後に期待は持てます。

各端末にコストをかけて維持運用していく時代というのは終わりに向かっているように感じますね。今出来ることとしてはとにかく情報を常にアップデートしていく事と、直近の大きな設備投資は避けることでしょうね。

バーチャルデスクトップという言葉と仕組みは覚えておいたほうが賢い企業経営ができるでしょう。

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