WindowsXPのサポート終了を受けてパソコンを慌てて買い換える企業が出てきています。パソコン自体はどこも同じような価格で取り扱いしていますし、価格.comさんに代表されるインターネットでの価格スペック比較サイトを使えば無駄な出費をせずに済むようになってきています。
しかし、新しくなったパソコンにインストールするソフトも同じようにお金をかけていきます。既にMicrosoftOfficeなど有名なものですと、購入して当たり前、無ければ仕事にならないという先入観に襲われています。ただ、様々なものが無料化されてきていますからまずは無料で使えるもので試してみるという事も決して悪くないと思います。
既に知っているよというものも多く出てくると思いますが、ビジネスで使える無料PCソフト・アプリを紹介してみます。
■OpenOffice
Office系ソフトとして安定して使えるのがOpenOfficeです。マイクロソフト社のOfficeを使っている会社が多いと思いますが、ライセンス料はとても大きな経費になっているはずです。
マイクロソフトOfficeとの互換性も高く、操作性も近い。そして無料ですので一度は試してみて欲しいフリーソフトです。
■Word/Excel/PowerpintViewer
マイクロソフト社のOfficeで作成されたファイルを閲覧、コピー、印刷することができるソフトです。社外とのやり取りが多い場合などは閲覧だけでもしたいという時があります。OpenOfficeで十分見れると思いますが、いざと言うときに便利なソフトです。
■DropBox
こちらも利用している人が多いと思いますが、まだの方は是非触ってみることをオススメします。無料のクラウドサーバーです。データのバックアップや保管をローカルで行う文化がやはりまだ主流ですが、そのサーバーの導入維持管理にも費用はかかっているのです。
■Gmail
こちらも使っていない人の方が少ないのではないかと思いますが、挙げておきます。Google社の提供しているWEBメールシステムです。スマホや携帯、社外のPCからもインターネット環境があればアカウントにアクセスできるので便利です。使っている人には当たり前、使っていない人は一刻も早く使って欲しいメールサービスです。もちろん無料。
■GIMP
高機能ペイントソフトです。デザインやグラフィックを商売にしている場合は難しいですが、社内でポスターやポップを自社のために使っているだけなんている場合はアドビ社の高額なものを使う必要はないでしょう。
■MicrosoftSecurityEssentials
長い名前ですが、無料のセキュリティソフトです。セキュリティソフトに関しては経費削減の対象にしてほしくは無いところですが、どうしても予算がない場合などはこれがオススメです。マイクロソフト社が提供するものですし、インストールも簡単、動作も軽いです。
今回は本当に必要になりそうなものだけをピックアップしました。フリーソフトの扱いは企業にとっては難しいところもありますが、先入観を持たずにまずは一台でも使ってみるという事は重要です。OpenOfficeだけでも試してもらいたいですね。