業務委託はアウトソーシングではなくクラウドソーシングでコスト激減

原価圧縮

ビジネス・プロセス・アウトソーシングという言葉は最近聞かなくなりましたが、ビジネスを加速させていく為に外注という行為はもはや必要不可欠です。小さな地域商店を趣味の範疇でやっているという場合を除き、社員だけでは捌き切れない作業やタスクを外注するのは現代では当たり前の事だと思います。

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そこにパソコンだの接客だのと専門性が少しでも入ってくればアウトソースした方が価格面でもクオリティ面でも良いと考え、外注する文化の強い企業も多くあります。例えば、DM(ダイレクトメール)の封入やイベント参加者のデータ入力作業、街頭アンケート実施のスタッフ派遣など、ごく一般的にアウトソーシングをしてきたと思います。

しかし、ここ最近、クラウドソーシングという仕組みが浸透してきており、何度かこのサイトでも紹介しております。これは経費削減においても非常に活躍してくれますので改めてその魅力と活用法についてまとめてみたいと思います。

クラウドソーシングの魅力

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まずはクラウドソーシングの魅力ですが、何と言ってもコミュニケーションコストの低さだと思います。アルバイトスタッフや契約社員などを期間限定で雇った事がある人にはわかると思いますが、とにかく仕事を任せたいのに理解させるまでに時間がかかる、そしてその時間にも給与が発生するという事は非常に無駄です。加えて通勤してくる電車賃もかかりますし、オフィスのセキュリティパッチの発行などの間接コストも発生します。本当に雇って正解だったのか疑問に思うことは何度もあるでしょう。

アルバイトや契約スタッフだとちょっとお願いしたいだけなのにコミュニケーションコストが高過ぎるのです。

クラウドソーシングでは基本的に在宅で仕事の受発注をする形式になりますのでパソコンを使ってやる作業などを中心にコミュニケーションコストが非常に低く進めていくことができます。発注者、受注者、どちらにとっても幸せな事なのではないかと思います。

また、安全な取引というのが大前提になっているのでユーザーが多いことも使いやすい理由だと思います。どう安全なのかを簡単に説明すると取引間にクラウドソーシング会社が入り、お金のやりとりを透明で確実なものにしてくれるという事です。

作業したのにお金が入らない等の従来の内職などの問題点もなく、それにより、作業中に連絡がつかなくなったとか、人が見つからないなどの発注側のリスクも非常に低くなっています。

クラウドソーシングの活用法

これはそれぞれの業種、業態によって様々かと思いますが、経営者の覚悟次第でダイナミックに経費削減に繋げることができるはずです。基本的にはパソコンで単純作業をする人員はクラウドソーシングに置き換えても問題ないでしょう。中長期的にその人と仕事がしたい場合は別途、面談や契約をすることも可能だったりします。

クラウドソーシングの場合は、時間給で支払うことは稀で、アウトプット量に対して対価を設定するケースが多いです。時間給に換算すると500円とか600円とかにしかならないケースが多いですが、出勤する時間コスト、細切れのスキマ時間で仕事ができることを考えると時給1000円、2000円の価値があると考え、働いている人も多いのです。これを企業として見逃しておくべきではないでしょう。

おすすめクラウドソーシングサービス

どれも登録は無料ですから登録だけでもしてどういった使われ方をしているのか見てみると良いと思います。下記は管理人が数十万円使ってみてのオススメサービスです。全部比較するのは手間だなぁと感じる方はクラウドワークスだけでも試してみると良いでしょう。

クラウドワークス

シュフティ
ランサーズ

クラウドソーシング利用の経費削減事例

あくまで一例ですが、紹介しておきます。
主婦アルバイト5名を抱えてメディア運営をしていた企業の事例ですが、アルバイトの仕事が原稿作成メインであった為、クラウドソーシングの活用を始めました。

アルバイト5名で1日に作成していた原稿料は本数にして15本。ちょっとした雑用も業務内容に含まれていましたが、約6時間の勤務で一人3本平均というものでした。

これをクラウドソーシングに変えた所、文字数2000文字の原稿は1本1000円で発注できました。15本作成するのにかかった経費は15000円という事になります。

対してアルバイトの人件費は800円×6時間×5名ですから24000円です。

その差は9000円、20営業日分に換算すると180000円の削減になります。当然、顔を見てコミュニケーションしないと進まないものやうまく進行できない業務もありましたが、うまく使い分けしていく事でコストカットすることができました。

当然、不向きな業務もあると思いますが、新しい時代の働き方ですのでまずは一回使ってみることがオススメします。

当サイトのおすすめクラウドソーシングサービス ⇒ クラウドワークス

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